奥武蔵グリーンラインは南北に連なる30kmほどの尾根道。
定峰峠から鎌北湖まで、幾つもの「峠」をつないでいきます。
交通量も少なく、サイクリング天国!
森林浴と絶景、そして絶対オススメのお立ち寄りスポット!
さあ、極上コースを、ご案内いたします!
奥武蔵グリーンラインのルート概要
- アクセスは、輪行するのが便利!
JR八高線(東武東上線)の小川町駅~毛呂駅間、明覚駅・越生駅などの利用でもOKです。 - 車の場合は、関越道・嵐山小川ICを利用するのがオススメ!
「道の駅おがわまち」を起点にすると良いでしょう。
今回走ったのは、小川町駅→定峰峠→グリーンライン縦走→鎌北湖→毛呂駅。
全行程60kmのルートでした。
(転載許可承認済)
奥武蔵グリーンラインのスタートは八高線小川町駅
西武拝島線、JR八高線と乗り継ぎ、1時間半ほどで、目的の小川町駅に到着。
そそくさと、愛車GIANT MR4 MAKAIZO(=魔改造)を組み立てます。
まずは、県道11号線(熊谷小川秩父線)を槻川(つきかわ)に沿って、のんびりと進みます。
やがて道は定峰(さだみね)峠へ向けて、勾配がきつくなっていきます。
あれっ? こんなにきつかったかなぁ~……..
そうです、勾配は昔と変わらない。
自分の体力が落ちただけです。(笑)
定峰峠出発ーいよいよ奥武蔵グリーンライン縦走💦
それでは、
お立ち寄りスポット、
通過する峠、
ランチタイム、
ゴールまでの道順、
の順で紹介して行きます。
定峰峠→白石峠→堂平山
グリーンライン出発点、定峰峠(620m)にたどり着ます。
実は「峠の茶屋」、自転車乗りの聖地なんです!
今回は時間の都合上、パス!
名物、「あずきすくい」。
まだ食べたことがありません。
次回のお楽しみです!
ここ定峰峠から南へ進めば、奥武蔵グリーンライン。
北へ向かえば、秩父高原牧場へ通じるファームラインです。
トイレを済ませ、いよいよグリーンライン出発です。
白石峠までの登り区間、
さっきまで定峰まで頑張ったせいか?!
さらにきつく感じる…..💦💦
白石峠(760m)に到着。
ここは、ローディーたちのヒルクライムの有名な練習場所。
脇道に入って、堂平山(876m)にちょっと寄ってみることに。
頂上には展望台があって、視界が開けており、絶景ポイントになっています。
ほほう、なかなかの360°の大パノラマ!
関東一の大絶景と言われるのも、納得。
この堂平山で78歳のスーパーサイクリストに出会い、意気投合。
何と彼は9年前の69歳でサイクリングを始めたそうです。
ロードバイクで一日100kmは当たり前。
そんな調子なので、年間20,000kmは乗るという。
こういう矍鑠(かくしゃく)とした万年青年に、僕もなりたい。
サイクリングでは、色々な方とお会いしますね。
その度に、「自転車乗りの絆」を感じます!
堂平山→高篠峠→大野峠→刈場坂(かばさか)峠
堂平山をあとに、再びグリーンラインに戻ります。
高篠峠・大野峠を通過。
気が付いたことに、ほとんど車が通らない。
これが、「林道」の魅力なんですね!
サイクリングコースを考える時、【林道】というキーワードを考慮すると、情緒あるサイクリングを楽しむことが出来ますよ!
さあ、……..
グリ-ンライン最高標高地点、刈場坂峠へのアプローチ。
上り詰めると、急に視界が開けます!
刈場坂峠(818m)到着です。
ランチタイムです!
これです!
お湯を沸かし、カップ麺を作ります。
そして、おにぎり。
ちょっと荷物になっても、この「湯沸かし道具」を持っていくのが、至福の時間を過ごす、醍醐味なんです!
これ、絶対オススメ!
刈場坂峠→檥(ぶな)峠→飯盛峠→花立松ノ峠→傘杉峠→顔振(こうぶり)峠→一本杉峠→鎌北湖
さあ、刈場坂峠からはお楽しみのダウンヒルです!
檥峠・飯盛峠・花立松ノ峠・傘杉峠…..と、
所々登り返しはありますが、下界に向かっているのは確か!
薄暗い森の中を、細い尾根道が、ウネウネと続きます。
林道でしか味わえない、景観、醍醐味!
ああ、林道ってやっぱりイイなぁ~~!
やがて、顔振峠(550m)へ。
峠の手前で、お洒落なカフェで休憩。
さっきランチしたばかりなのに、また休憩か!(笑)
その名は、カフェ・ヴェラビスタ!
テラスからの眺め、最高です!
みなさんも、寄り道したくなること、ありませんか?
気兼ねなく、寄り道出来るのも、ソロサイクリングの良いところですね!
顔振峠から一本杉峠(490m)までは楽勝!
記憶では、そこからゴールの鎌北湖までダウンヒルだったはず!
ところが、ラスボスが待っていたのです。
峠が一つあったのです(北向地蔵付近)。
もうここまで50kmも山道を走って、足はパンパン。
仕方なく、得意の歩きです!(笑)
森の中をゆっくりと自転車を押して歩く!
この、ゆったりとした時間がイイのです!
……..ということで、無事鎌北湖到着。
お疲れ様~~~
さあ、あとは輪行して帰るだけ!
と、思ったら、いちご農園を発見!
またも、寄り道。(笑)
大正解!
極上のスイーツごちそうさまでした!
毛呂駅から再び輪行して帰途
本日のゴール地点は、JR八高線毛呂駅。
上り列車は行ったばかりで、1時間待ち。
子供たちは駅前の広場で駆け回っています。
田舎の駅、じつにのどかでイイですね!
さあ、また旅に出よう!
自転車に乗って!
寄り道、バンザイです!(笑)
おすすめスポット!
堂平山
なるほど、この場所に天文台を設置したのはうなずけます。
絶景は「夜景」も、「星空」も素晴らしい!
・・・・らしい!
現在は、町営の宿泊施設になっています。
キャンプ、バーベキューも楽しめます。
もちろん、望遠鏡は現役で、予約制で天体観測ができます!
堂平天文台「星と緑の創造センター」
そして、パラグライダーの聖地でもあるんですね。
堂平スカイパークパラグライダースクール
顔振峠のカフェ・ヴェラビスタ
以前から気になっていたカフェですが、今回やっと訪問することが出来ました。
次回はここでランチ決定ですね(笑)。
いちご農園じょうもんふぁーむ
極めつけは、ここ!
お腹もいっぱいなのに、
さきほど、顔振峠でクリームあんみつ食べたばっかりなのに、
ここへ立ち寄らずば、一生後悔するべし!
こうして、65歳のオヤジは吸い込まれるように店内へ!
苺の季節ではないが、営業中でした。
人気の「いちご削り」を注文。
冷凍苺をスライスして、その上からたっぷりとコンデンスミルクが!
「これ、ぜったい美味いやつや~!」……….
はい、期待以上のおいしさでした!(笑)
絶景ポイント3つ
奥武蔵グリーンラインは、木立の中を走るので、尾根道ではありますが、絶景ポイントは少ないです。
以下、3つを押さえておきましょう!
まとめ
久しぶりの、奥武蔵グリーンライン。
満喫してきました。
思ったこと。
- 輪行して正解でした。時間と体力に余裕!
- 歳はとっても、チャレンジャーたれ!
- 林道の素晴らしさを体験できる、極上コースです。
- いちご削り!やられました~!
- 堂平山、キャンプが出来るので、今度は星空が観たい!
近辺には、キャンプ場、マニアックなカフェ!
名所旧跡、牧場・温泉!
…..など、数え切れないほどの極上スポット!
まだまだ魅力いっぱいの奥武蔵グリーンライン!
絶対、オススメのコースです!
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます!
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