【群馬県万沢林道】グラベルロードバイクで走ってみた!コースの魅力と楽しみ方を紹介!

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今回は極上のグラベル・サイクリングコースをご紹介します!

その名は群馬県の、万沢林道!

長さ1km以上に及ぶ直線砂利道『万沢ストレート』で有名な、関東屈指の林道です!

グラベルバイク乗りなら、一度は訪れたいコースですね。
東京方面から高速道を使えば、日帰りできるのも嬉しいですね!

さあ万沢林道、さっそくご案内いたします!

 

万沢林道コース紹介・注意点!

万沢林道のコース紹介と注意点を紹介します。

コース紹介

*mapの上をクリックすると、web-mapを見ることが出来ます!

沢渡温泉を起点とし、時計回り、暮坂峠を経由し、万沢林道を西側から東側へ完抜きする、62kmの周回コースです。

  • 舗装路65%
  • 未舗装路35%
    のグラベルロードバイクにとって、お手本コースと言えるでしょう。

アクセスは、車利用で、沢渡温泉が目的地です。

関越道・渋川伊香保IC→県道35→R353バイパス→県道55→沢渡温泉

 

ご注意!

  • スタートから林道を抜けて、四万温泉まで商店はありません!十分な食料と飲料の確保を!
  • 今回は林道でパンクしました。トラブル対策も怠りなく!

 

いよいよ万沢林道の魅力に迫ります!

ここからは区間ごとに万沢林道の魅力をご案内します。
区間ごとにマップを貼り付けました。
マップ上の青いラインが、区間案内となりますのでご参照ください。

暮坂峠へ

今回は相棒SDとふたり旅。
合計年齢129歳、オジサンたちの奮闘記です!

朝7:00、沢渡温泉の公園駐車場を出発。
ここは標高500m、第一の目標地暮坂峠は標高1,088m。

R405のバックロードを、淡々と登ります。
ひなびた田舎道は、情緒たっぷりです!

出発から15kmほど走って、暮坂峠(1,088m)着。

歌人若山牧水が、ここを訪れた際に詠んだ句碑があります。

僕らは旅情に浸る間もなく、先を急ぎます。

峠からのダウンヒルで、野生の猿に遭遇。

こっちもビックリ、あっちもビックリ!

 

念願の万沢ストレート!

やがてR405に合流し白砂ダム(標高860m)まで下り、そこから1200mほどまで標高を上げます。この上りアタックで、お腹が空いて補給食でチャージ。

僕らサイクリストは、ハンガーノックに要注意です。
カロリー消費オーバーにより低血糖状態になり、急にパワーダウンし走れなくなる状態です。
サイクリングには、補給食をお忘れなく!

白砂ダムから上ること5km、いよいよ万沢林道入り口に到着。
やった~~~!
万沢林道に突入!

 

すぐにお目当ての「万沢ストレート」が現れます。

本当だ、まっすぐだ!

僕にとっては感動ひとしおでした。
相棒のSDは以前、モーターバイクで来ているので感動は無し!(笑)

いざ!万沢林道頂上へ!

万沢ストレートを過ぎ白砂川を渡る橋まで、スタート地点から30km(行程の半分)。
アップダウンの連続で、足には疲労が溜まっています。

そして林道頂上までの7kmの上りがきつい! 何度休んだことか!
相棒SDにどんどん離さるれる。

それでも、僕を待ってくれる相棒!
ありがとう!SD!

路面は砂利が敷き詰められています。
急勾配の場所は、こぶし大の大きい石となります。

上りで前輪のタイヤがこの石を乗り上げる時、よりパワーが必要です。
その時後輪のタイヤが滑って空転しないようにします。

ここで、グラベルの上りで大事なテクニックとは?
●路面との接地面を増やし、トラクションを高めるため、タイヤの空気圧を下げておく。(今回使用タイヤはMAXXIS Rambler 700×40C、タイヤ圧は前1.8bar、後ろ2.0bar)
●前方のやや先に視線を向け、走り易そうなルートを選ぶ。
●「抜重」と「加重」を使う。例えば、フロントタイヤが大きな石や段差を乗り越える時、瞬間的に肘を伸ばし、ハンドルを前方に押し出します(プッシング)。すると前輪が「抜重」され、障害物を乗り越え易くなります。同時に後輪は「加重」されてトラクションがかかり、スリップしにくくななります。

そうは言っても、現実は……

自転車を押して歩く!
これぞ、究極の上りのテクニック! 

頂上付近は白樺の森の中、クマ笹の生い茂る細道が続きます。
白と濃い緑の見事なコントラストです!
ああ、これだから林道はやめられない!

やった~、頂上! 最高のランチタイム!

ようやく標高1,350mの頂上に到着、時刻は13:00を回っていました。
朝スタートして37km、6時間経過。
かかり過ぎでしょう~(笑)でも、想定内のこと。
朝早く出て、正解ですね~~!

頂上には整地された小さな広場があります。
木々に覆われ眺望は望めません。

例によってお湯を沸かし、カップ麺とおにぎりで昼食です。
これ、サイコー!です!
汗で冷えた身体を内側から暖めてくれます!

空を見上げると青空が見えない!
「これはひと雨来そうだなぁ」 ……。
オイオイ、マジですか~~ …….。

レインウェアは持ってますから、なんとかなるでしょう!

 

万沢林道ダウンヒル

さあゴールまであと25km、まずは四万温泉への下りです。

頂上からは舗装路で滑るように下ります。
ところが数キロでそれも終わり。
激しいグラベルダウンヒルの始まりです。

…..さて、皆さんのグラベルバイクは、ドロップハンドルですよね。?!
僕もそうですが、相棒SDはフラットバーです。
グラベル走行(特に下り)は、フラットバーが断然有利です。
ハンドル操縦性・ブレーキ操作性、その全てが理に適っているからです。
僕のグラベルバイクもフラットバーにしようかなぁ~。
ハンドルバーのお話は、また別の機会にいたしましょう。

さて調子良く下っていたその時、フロントタイヤが痛恨のパンク!
原因はスピードの出し過ぎ、石を乗り上げた際のリム打ちパンクでした。
アクシデントは、二人でこのパンク一回のみ。

転倒もなく無事、万沢林道コンプリートしました!

やれやれ!


 

四万温泉とジブリ?…そして沢渡温泉感動のゴール!

人生初の四万温泉。
積善館」という老舗旅館で記念撮影!
ここはスタジオジブリのアニメ映画『千と千尋の神隠し』に登場する、架空の「湯屋」のモデルとなった旅館です。

朱色に塗られた橋と木造の建物。
なるほどここか~、と思わず口に出ます。

 

四万温泉をあとに、ゴール地点沢渡温泉へと向かいます。

下り基調の最後の14km、R353から右折して県道55へ。

17:00前には沢渡温泉に感動のゴールです。

 

まとめ

  • 類まれなロングストレート
  • 関東屈指のロングダート林道
  • 変化に富んだ路面
  • 達成感が味わえる適度な強度
  • 新緑・紅葉が楽しめる広葉樹林帯
  • 東京から日帰りできるのもうれしい
  • 四万温泉に一泊して、万沢林道と秋鹿大影(あきかおおかげ)林道の、2つの林道を巡るのも良い

万沢林道を走らずに、林道は語れない!
万沢林道を走らずに、グラベルサイクリングは語れない!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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